2012年1月クールの連続ドラマとして放送され好評を博し、続編を期待するファンからの後押しを受け、2012年11月にはスペシャルドラマとして放送された『最後から二番目の戀』。その大ヒットドラマが、『続?最後から二番目の戀』とタイトルを改め、4月に連続ドラマとして放送されることが明らかになった。 『最後から二番目の戀』は、『ちゅらさん』(2001年?NHK連続テレビ小説)で向田邦子賞、橋田賞を受賞し、その後も話題作を數多く手がけてきた岡田惠和の秀逸な完全オリジナル腳本を、ダブル主演の小泉今日子、中井貴一をはじめとした、芝居達者なキャスト陣が見事に演じきった、戀を軸とした“大人の青春”を描いた出色のドラマ。2012年1月から3月まで放送された連続ドラマ終了後には、小泉今日子が第49回ギャラクシー賞(「テレビ部門」個人賞)や、放送文化基金賞(番組部門?演技賞)を受賞、さらに番組としても同じく放送文化基金賞(テレビドラマ部門?番組賞)を受賞するなど、數々の賞を獲得し、高い評価を得てきた。 2012年11月のスペシャルドラマ化発表の際に、「ドラマの放送が終わっても、和平さんと千明さんの毎日はずっと続いていたのです」とコメントした小泉の言葉通り、何よりドラマに登場するキャラクターたちのリアリティーを大切にして作られてきた今作。『続?最後から二番目の戀』となっても、その點は変わらず、“毎日ずっと続いていた”生活の中で、小泉演じる吉野千明は48歳、中井演じる長倉和平は52歳、足して100歳になったにも関わらず、會えば口論の絶えない二人の関係性は相変わらず…。もちろん、個性的な長倉家の面々、真平(坂口憲二)、萬理子(內田有紀)、典子(飯島直子)も相変わらずの日々を過ごしている…。 『続?最後から二番目の戀』では、ドラマに登場するキャラクターたちのリアリティーを重視しながら、彼らの“相変わらずの日々”を丹念に紡ぎ出していくが、ダブル主演の小泉、中井をはじめとした豪華キャスト陣、腳本家の岡田惠和、プロデューサー、演出家は、2012年11月に放送したスペシャルドラマから、およそ1年半の間、それぞれがそれぞれのフィールドでさらなる研鑽を積み重ね、その成果のすべてを持ち寄り、今作につぎ込むこととなる。それがどのような形で作品に反映されていくのか、ぜひ注目してほしい。 また、『続?最後から二番目の戀』では、過去の連続ドラマ、スペシャルドラマでも大きな注目を集めた、思わず笑顔になってしまう小泉、中井のコミカルな掛け合い、芝居達者のキャストたちが一堂に會し、白熱の芝居を展開していく長倉家の食卓シーン、女性たちの垂涎の的となった小泉演じる千明のバラエティに富んだファッション、ロケ地である古都?鎌倉の敘情的な風景などの今作ならではの魅力をさらにパワーアップしてお屆けする。特に、連続ドラマ、スペシャルドラマを経て、さらに呼吸の合った芝居を見せる小泉、中井の掛け合いが、作品をより高い次元に昇華させることは間違いなく、彼らの戀の行方とともに目が離せない。 『最後から二番目の戀2012?秋』より 『最後から二番目の戀2012?秋』より 好むと好まざるとに関わらず、ある種、強制的に何かしらの変化を求められる現代において、『続?最後から二番目の戀』が描いていく“相変わらずの日々”は、まさに大人の大人による大人のための寓話とも言える。心のどこかにさみしさを抱えながらも日々を懸命に生きている大人たちに贈る『続?最後から二番目の戀』に乞うご期待!
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